シングルファザーになる覚悟を決めた人は、「全部自分がやらなきゃ!」と初めは背負い込んでしまいます。
でも、子どもは思ったよりたくましいです。大丈夫です。
新しい生活慣れれば、自分もだんだん気持ちに余裕ができてきます。
子どもだけじゃなく自分のことも大切にしてください。

これからシングルファザーになります。
不安でいっぱいです。
子どもが寂しくならないよう、母親の分も愛情注がなきゃ。



肩の力を抜きましょう。
人生なんとかなります。
私の経験談から、シングルファザーの気持ちの変化を3つの段階に分けてお話しします。
【シングルファザー初期】全部自分がやらなきゃ期


離婚して一番傷つき振り回されるのは子どもです。
そんな子どもへの負い目から、「この子を幸せにしなきゃ」「寂しい思いはさせない」といった責任感、使命感にかられます。
「離婚は自分で選んだことだから、誰かに頼ったらいけない」「子どものことは全部自分がやらなくては」と初めは変に固執してしまいがちです。
少なくとも私はそうでした。
【シングルファザー迷走期】誰かに頼らなきゃやってけない期


理解ある上司のおかげで、ほぼ定時上がりで帰っていましたが、流石に続かず仕事に支障がでてきました。
そして子どものことを全部自分で出来なくなってきました。
平日は子どもの寝顔しか見れないこともありました。
私が帰るまで子どもが頑張って起きていることもありました。
でも子どもの環境適応力は本当にすごいです。
母にも感謝していて、すごくよく子どもの面倒をみてくれて、平日私がいない環境にも徐々に慣れてくれたんです。
親が助けてくれてすごく助かりました。
でも自分で全部やりたい気持ちは変わらずフラストレーションがたまります。
やってもらうことへの罪悪感もあります。
また、ひとりの時間を過ごす時も罪悪感を感じてしまいます。
休日はずっと子どもに寄り添っていました。
でも、あまりベタベタするのは子どもによくないなという自分もいました。
【シングルファザー安定期】自分の時間も大事にしていいと思える期


子どもが小学校高学年くらいになってくると、私と出かけるより、友達と遊ぶ方が楽しくなってきます。
だんだん手を離れてきます。
子どもは子ども、ひとりの人間なんだなと改めて思います。
休日は子どもは友達と遊ぶため、パパは用なしになってきます。
出かけるときは友達も一緒で、パパはただの運転手と化します。
用なしとなったパパは、ひとりの時間が増えます。
自分の時間も大事にしていいと思えるように気持ちが変化してきます。
子どもとは、一緒にいなくてもしっかりとした信頼関係が構築できているというのもあります。
平日子どもを見てくれている親には感謝しかありません。
あれこれ口出しされて、イラッとすることはありますが笑
縁があって今は彼女もできて、一緒に出かけたり、精神的な支えになってくれています。
子どももしっかり育ってきて、私自身も充実していて、今とても幸せです。
離婚するときは、今のような生活は考えられませんでした。
今は我慢して結婚生活を続けず、離婚してよかったなと心から思えます。
結論「なんとかなる」
離婚して環境が激変し、新しい生活に慣れるまで、少し時間がかかります。
でも大丈夫。時間が経てば、なんとかなります。
子どものケアも必要ですが、自分自身のことも大切にしてください。
がんばらなくていいです。
全部背負い込まなくていいんです。
以上!
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