Apple Watch持ちのiPhoneユーザーが歓喜しています。
アップデートにより、Apple WatchをしていればiPhoneがマスクしたままでも顔認識されれば、ロック解除できてしまうという神機能を搭載。
Apple Watch Series 3以降、iPhone X以降が対象。
でもちょっと待ってください。冷静になってください。
結論から言うと、解除できるようになったのは、「マスクした自分」ではなく、「マスクした誰でも」なんです。
アップデートしただけでは使えない
この機能を使うには、まずiPhoneとApple Watch両方アップデートする必要があります。そもそもiPhoneをアップデートしてからでないと、Apple Watchのアップデートができないです。
そしてアップデートしただけではだめで、設定が必要です。
設定→Face IDとパスコード→Apple Watchでロックを解除
すごく便利だけどセキュリティ的にどうなの
この機能を使ってロックが解除されると、Apple Watchがブルっとします。
そしてこの画面。
ロックを解除した覚えがなければ、Apple Watchから再度ロックできます。
「え、再度ロックする必要ある?」と思いますよね。
なぜ、こういう機能があるかというと、
「マスクをした自分の顔」でもロック解除できるようになったのではなく、「マスクをした顔と認識されれば、誰でも」ロック解除できてしまうからです。
大事なことなので2回言います。
「マスクをした誰でも」ロック解除できてしまうんです。
つまり「ロックしていないことと同じ」になってしまうんです。
Apple WatchとiPhoneが接続されているのが条件とはなりますが。
アプリごとのFace IDには未対応
これがまぁ救いですかね。
私の場合、子どもが私のiPhoneでゲームしたり音楽聴いたりすることがあるので、LINEやネットバンクのアプリにはFace IDのロックをかけています。
Appleさんは流石にここには手を出さなかったようです。
それともアプリごとのアップデートがあればそこも対応していくのでしょうか。
やっぱりTouch IDに戻りたい
コロナ禍にFace IDというのがなんとも相性が悪いんですよね。Appleさんタイミング悪かったというか。
そもそもFace IDよりTouch IDの方が使い勝手が良いですよね?どうですかね?
私の場合、iPhone11の他に、iPad miniも持ち歩いてるんですが、そちらはTouch IDなんです。ロック解除がすごく楽。
便利になったけど、課題はある
またしても私の場合になりますが、車で音楽を聴くのにiPhoneからBluetoothで飛ばしています。
子どもと出かけた時は、子どもが私のiPhoneをポチポチして好きな曲を流すのですか、放っておくと当然ロックがかかります。
そしてロック解除を求められますが、運転中のため対応できません。
この機能を使えば、それが解消するんです。
Apple Watchをした私の近くにいる人は誰でもロック解除できるのですから。
おそらく今回の対応は、Appleとしては苦肉の策+Apple Watchみんな買ってという想いがあるのでしょう。
便利にはなりますが、そもそもTouch IDの方がよかったなーと、なおさら思い直してしまっています。
とはいえ、しばらくこの機能、試してみようかなと思います。
以上!
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