公務員の場合(私の場合は地方公務員ですが)、
担当職員のうちは、苗字で呼ばれていたのが、
『係長』になると、突然役職で呼ばれることがほとんどかと思います。
職場で自分の名前を呼んでくれる人が突然いなくなります。
「はじめて部下を持ったら読む 公務員のチームマネジメント」では、
部下から「○○さん」と呼んでもらうことをオススメしています。
風通しのよい職場になる
役職名には上下関係が含意されています。
マネジャー(係長)であれスタッフ(係員)であれ、
よりよいあり方を目指す1メンバーであり、
そこに上下関係は不要であると千葉氏職員の著者は言っています。
私も同感です。
理想の上司がそれを既に実践している
実際、私の現在の上司からは、私が現在の部署に異動してきた際、
『役職ではなく名前で呼んでほしい』と言うので、「○○さん」と呼んでいます。
すごく頼れる上司で、「自分もこんな上司になりたい」と思えるような上司です。
なんでも気軽に相談できて、忙しいくても親身になって話を聞いてくれます。
役職でなく名前で呼んでいることも、風通しをよくすることに影響しているのだと思います。
名前で呼ばれたい
これは個人的な意見ですが、
自分が名前でなく役職で呼ばれるとなると、
なんだか名前を失ってしまったようで、
少し寂しい気持ちになってしまいます。
ただでさえチームをマネジメントしていく立場になって、
責任が増し、自分が判断する場面も多くなり、
今までより少し孤独感も出てきます。
せめて名前で呼んでもらい、フレンドリーにフラットに付き合いたいものです。
役職で呼ばれることにメリットは無いように思います。
実践してみよう
今まで役職で呼ばれている場合、
なかなか途中から「名前で呼んでほしい」
と切り出すのも難しいかもしれません。
係長になったタイミングや、異動のタイミングが、
そのチャンスかもしれません。
何事もはじめが肝心。
是非、実践してみましょう!
以上!
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